薄っぺらな紙に描かれた しょぼいクロニクル…
最初こそ戸惑いましたが私はすぐに履歴書が白紙だと気づきました
美しい紙でした… 真っ白な紙でした
そこから先の記憶は、不思議と客観的なものでした
泣きそうになりながら書いていく履歴書を、私は諦めの眼差しで眺めていました
この悲しい履歴書は…私の真っ白な紙切れに書き込むことはあるのでしょうか
はい。なーんにも書けないMDMAです
しかも裏って成績書かないといけないんですね…
もうそんな資料残ってませんよ…
地震のときに捨てちまった
なのでとりあえず全ての欄に 「D」 とだけ書いておきましょう
…ダメですかねぇ…
あの人だと危なそうですね…
誰か名案はありませんか…?