前回のあらすじ
担任(1年次の)に呼び出されたMDMA。しかし部屋に行くとやはりいなかった。
ああよかったと胸をなでおろすのはいいが、オイオイ問題は解決していないぞ。
そんな彼に不幸と言う名の自らまいた種たちが襲い掛かる―。
朝から彼は苦悩していた
どうしようどうしよう。1時限目から小テストだよ
彼は昨日ブログを
サボって書かずに熱力学の勉強をしていたのだ。
実に驚きだ。あのMDMAが。
ただし夢の中で
結局なんの知識も身につかなかった彼はカクシテテストに挑みあえなく敗北したのだった。
―キミの努力は
ゴミのようだ。
それでも
ショックを頭から除外してめげずに次の授業を受け…
そうでした。彼は今日国語があった事を記憶から消していたのでした。
即ちまたも作文を出していない。なんというテイタラク。
そういえば作文はテーマが決まっているらしいが
どうやらまた行き詰ったらしい。
彼のWAWAWA忘れている宿題はこれだけではない。
地理のレポートもだ。
これに至っては最初からやるつもりなど無い。すまない南さん(仮名)
それにKanonちゃんのお父さんにも会いに行かなくてはいけない。
ASAPで、と言われている。
山積する疲労やらなにやら。
何とか一日を切り抜けた彼はいつもどおり力なく帰路についた。
いつもどおり音楽を聴きながら。
えーりんえーりん
すると前方、茜色に染まっていない坂の下で
えーりんえーりん
手を振って自分を呼んでいるらしい
えーりんえーりん
ベアーな先生が…
えーりんえーりん
きつーくお灸をすえられてしましました
家に帰ってまたも力なく風呂に入ろうとしていたMDMA。
そこに一日で唯一の朗報が。
弟が1冊の本とゲームを買ってきたのだ。
本は…まぁ書かない方がいいだろう
ゲームはナントあの 『ルミネス』 だったのだ。
驚きながらも弟に感謝し、本とゲームの代金と手数料を渡す。
メーターを振り切るほどのテンションで早速PSPにルミネスを入れるMDMA
そして表示された3.51の文字に心の底から落胆したとさ
おしまい
―追記―
初音ミクってそんなに売れてるんだ…へぇー…
買おうか真剣に悩んでたりして…
総理が辞める
と言うことは…誰かが総理になるってことで…
まさに美しい国日本